【論文】
小寺敦「楚からみた晋―清華簡『子犯子余』を起点として―」pp.1~31
大櫛敦弘「戦国の残像―秦末、楚漢戦争期における旧魏の領域」pp.32~57
秋山陽一郎「『漢書』芸文志の著録対象について」pp.58~84
飯田祥子「劉秀の列侯―初期後漢王朝の人的構成―」pp.85~116
小嶋茂稔「後漢の刺史の兵権行使に関する再検討」pp.117~142
【書評】
宮宅潔「藤田勝久・關尾史郎編『簡牘が描く中国古代の政治と社会』」pp.143~153
草野友子「谷中信一編『中国出土資料の多角的研究』」pp.154~170
角谷常子「高村武幸編『周縁領域からみた秦漢帝国』」pp.171~185
渡邉英幸「柴田昇著『漢帝国成立前史 秦末反乱と楚漢戦争』」pp.186~196
【座談会】
日本秦漢史学会第三〇回大会 座談会記録
「日本秦漢史学会の発足から今まで、そして、これから」pp.197~209
【彙報】pp.210~215